4年生デチ男の母です。
進学くらぶメインに自宅学習で中学受験に挑戦予定です。
今回は前回の続きです。
これ2つ目
靴を履くと(靴を履くのもいつもの3倍くらいかかりました)よろよろと歩き出します。
『ママ帰らないでね。絶対いてね!』しきりに言います。
『わかったよ。帰らないでいるよー』 まじか??まさかの一人授業参観??
学校まではゆっくり歩いても10分です。
その日はその倍くらいかかったでしょうか。途中でピタっと足が止まるんです。
『どうした??』
『やっぱり行きたくない。泣いている顔を見られるのが恥ずかしい』
『大丈夫だよ。いつもと変わらないよ』
そんな話をしながらなんとか校門まで到着。
でも今度は校門が潜れない。
何気ない校門ですが、足を跨ぐのにものすごく勇気と緊張が走ります。
デチ男にとって学校が恐ろしい屋敷のように感じるようです。握りしめる手に汗がすごいです。
『大丈夫大丈夫。給食食べてかえろうよー。ママいるし、頑張ったらかえって大好きなマリオメーカーやろうよー』
などど気をそらし、ありとあらゆるニンジンをぶら下げて気分を明るく軽く軽く努めました。
何とか校門を潜れても、今度は靴箱で上履きに履き替えます。
靴を履き替える一つ一つの行動がもう重たいです。
なんで土足じゃないんだよ!って思いつつそこでも立ち止まり本人泣きそうです。
『大丈夫大丈夫!カレーかな?いいにおいするね!』
なんて細心の注意を払いつつ気分をそらしつつ、明るく軽く軽く声を掛けます。
当時4組で靴箱から一番遠いクラスでした。この道のりがまた長い・・・
給食準備中のバタバタとした1組、2組、3組の横を通るのですが、保育園一緒だった子に
『デチ男のママなんで今日学校にいるの????』って素朴な素直な疑問を交わしつつ、教室へ向かいます。
無邪気な様子がうらやましい。なぜデチ男はこんなに不安定になってしまったのだろうか。
本人は瞳孔開き気味の緊張なのでそんな声まったく耳に入りません。この時は親と一緒で恥ずかしいとかそんな気持ちは1ミリもないようでした。
やっと教室につきました。
学校って一度嫌になると、登校するだけでものすごいパワーを使いますね。
無理していかせたのが正解かはわかりませんが、一度休むと長引く予感がしたので、多少無理しても、母同伴でも、学校へ行かせる決断をしました。
長くなったなのでまた続き書かせてください。